コラム第九(交響曲第9番)はなぜ年末に?“歓喜の歌”の意味
年末の第九は、実は戦後の日本で育った独自の文化。板東俘虜収容所での日本初演から、シラーが託した「全人類は兄弟になる」という歓喜の歌の意味まで、演奏家の視点で読み解く。
コラム交響曲と協奏曲の違い|主役は独奏者かオーケストラか、楽章数は3つと4つが基本
交響曲と協奏曲の違いは「主役の置き方」。協奏曲とは、独奏者がオーケストラと共演する曲(多くは3楽章)で、交響曲はオーケストラ全体が主役(4楽章が基本)。独奏者とオケの対話やカデンツァの成り立ちを、テューバ奏者の視点でやさしく比較する。
コラムソナタ形式とは?提示部・展開部・再現部をやさしく解説
提示・展開・再現の三部構成、実は「調が旅に出て帰ってくる」仕掛け。ベートーヴェン第5番を例に、演奏する側から見たソナタ形式の面白さをやさしく解説します。
コラム指揮者は“タクトを振るだけ”じゃない|演奏家が語る本当の役割
指揮者は"ただ拍子を振る人"ではありません。テューバ奏者としてリハーサルの現場で見てきた、指揮者が曲の目的から設計しなおす本当の仕事を、演奏する側の視点でお伝えします。
コラム同じ祈りがなぜ三つに分かれたのか|レクイエムとは?三大レクイエム
レクイエムとは何か、同じ祈りの言葉がなぜ三つの違う音楽になるのかを、モーツァルト・ヴェルディ・フォーレの三大レクイエムの聴き比べから、テューバ奏者の視点で整理する。
コラムバロック・古典派・ロマン派の違いは“暗記もの”じゃない
バロック・古典派・ロマン派の違いは年号の暗記ではありません。音楽が教会や宮廷から公開演奏会、市民の聴衆へと届け先を変えた足取りをたどれば、響きの違いは自然に見えてきます。
コラムオーケストラの楽器配置はなぜあの並び?音響設計から見た理由
弦が手前、金管・打楽器が奥——この配置は伝統ではなく音響設計です。音響設計を学びテューバ奏者でもある筆者が、奥ほど遠くまで届く音圧の仕組みから配置の理由を解説します。
コラムクラシックコンサートのマナーは“堅苦しい”ものじゃない|服装と拍手
クラシックコンサートに正装は不要、楽章間で拍手しなくてよい理由もちゃんとあります。テューバ奏者が舞台側の視点から、服装とマナーの本当の姿をやさしく解説します。
コラム交響曲とは?4つの楽章の意味と、初めてでも楽しめる聴き方
交響曲は4つの楽章で気分の違う場面を並べた曲。全部を同じ集中力で聴き通さなくていい理由を、テューバ奏者の実感から解説する。