コラムベルが大きいほど音量が出る、は本当か
ベル径だけを4段階に変えて計算しました。音量そのもの(放射される音)は計算していませんが、測った「音のツボの深さ」は低い音域ではほとんど動かず、変化が出るのは高い音域だけ。「低音ほどベルが効く」は逆でした。
コラムバルブを2本以上押すと音程が上ずるのはなぜか
1番と3番を一緒に押すと音程が合わない、という話を音響シミュレーションで確かめました。2本以上の組み合わせ11通りはすべて上ずる向きにずれ、ずれの大きさは押した本数ではなく足した管の総長で決まります。
コラム客席のどこで聴くのがいいのか|席と音の関係を音響から考える
コンサートホールの客席は、前方ほど良いとは限りません。直接音と反射音の比率が席によって変わる仕組みから、前方・中央・後方・2階・サイドの聞こえ方の違いを、音響設計の視点で整理します。
コラムなぜホールによって音が違うのか|残響時間からわかること
コンサートホールで音が違って聞こえるのは残響時間のせいです。長ければ良いわけではなく、オルガン曲・オーケストラ・室内楽・講演で最適な長さは変わります。音響設計を学んだ視点から仕組みを解説します。
コラムクラシックコンサートのチケットの買い方と座席の選び方|5つの基準
チケットは主催直販かプレイガイドで買います。S・A・B席は見え方の等級で、値段の高さは音の良さと比例しません。位置ごとの特徴と初回に向く席を音響設計の視点から解説します。
コラムテューバ(チューバ)はどんな楽器か|音域と役割を吹く側から
テューバ(チューバ)はオーケストラでいちばん低い金管楽器です。おおよその音域と、多くの曲でたった1本という編成に込められた役割を、実際に吹いている側の実感から読み解きます。
コラムヴァイオリンはなぜオーケストラで一番多いのか|役割と第1・第2の違い
ヴァイオリンがオーケストラで一番多いのは目立ちたがりだからではありません。音量の小さい楽器を人数で束ね、金管とバランスを取る設計です。第1・第2の役割の違いも解説します。
コラムベートーヴェンは何を変えたのか|耳の病と作品の変化
貴族の注文に応える若手から、自分の作品を書く音楽家へ。難聴の進行とともに変わった作風を、初期・中期・後期の3期でたどります。
コラムバッハはなぜ「音楽の父」と呼ばれるのか|生涯と代表曲
バッハは生前、教会と宮廷を渡り歩いた実務家の音楽家でした。“音楽の父”という称号は死後100年近く経ってからの後世の評価です。生涯を年表で辿り、演奏する側から見た素顔を解説します。