一般社団法人LFコンサート

コラム

クラシック音楽の楽しみ方や、これまでにない切り口の読み物を、一般社団法人LFコンサート代表理事の視点でお届けします。

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ホルスト「惑星」徹底解説|7つの曲の性格と、冥王星が無い理由

冥王星が無いのは作曲当時まだ発見されていなかったから、地球が無いのは占星術の惑星の性格に着想した曲だからです。7曲の副題と性格を一覧にし、舞台裏の女声合唱をどう鳴らすかという音響設計まで踏み込みます。

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高地で音程が下がるのは気圧のせいか

標高の高い場所では音程が変わる、という話を気圧と気温に分けて計算しました。標準大気の3000mで音程は62セント下がりますが、気圧だけを下げたぶんは4.8セントで、気づける目安の5セントに届きません。残りは標高が上がると気温も下がるぶんです。気圧が効いていたのは音程ではなく、音のツボの深さ(最大4.7dB)でした。

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オーケストラのチューニングはなぜオーボエから始まるのか

オーボエが先に鳴るのは偉いからではありません。古くから編成にいた歴史と、音が埋もれにくいことがよく挙がる理由です。一般的な進行の順番と、温度で音が動くために一度では終わらない理由を、吹く側の実感から。

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グリスで気密が変わると音は変わるのか

「グリスで気密が変わるから音が変わる」という説明を、抜差管やバルブの合わせ目のすきまを直径0.0002〜1mmまで振って計算しました。グリスが埋める直径0.04〜0.1mmでは、合わせ目ひとつあたりの音程の変化は0.10561セント以下=目安5セントの1/47以下。音のツボの深さが1dBに届くのは直径0.2mmからで、そこはもう銘柄ではなく嵌合が緩んだ状態でした。

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木管楽器の音域一覧|ピッコロからコントラファゴットまで

ピッコロからコントラファゴットまで8種の音域を実音でそろえて一覧にしました。移調楽器の見分け方と人数の目安、そして音色の違いを生むエアリード・シングルリード・ダブルリードの差まで解説します。

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マウスピースの挿し込み深さで音は変わるのか

マウスピースを深く挿すと音程が上がる、という話を音響シミュレーションで確かめました。向きは通説どおりですが、1mmあたり平均0.36セント、±4mm振っても最も動く音で2.7セントどまりです。しかも平均で見れば、その多くは“挿したぶん管が短くなった”当たり前の成分で、どこまでがその成分かは何を基準に置くかで決まり、一意には決まりません。

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バルブ区間を太くすると吹きやすくなるのか

“ボアが太いほうが息が通る”という説を、バルブ区間の内径を19mmのまま/19→21mmへ段階的に/全区間21mmの3通りで計算しました。バルブ区間だけなら圧力の落ちは15〜30%減りますが、そこは全体の1割ほど。合計では−2.0%にとどまります。音のツボの深さも14マス中5マスしか目安の1dBを超えず、深くなる音と浅くなる音が混ざりました。

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ヴィオラは何をしている楽器なのか|ヴァイオリンとの違いと内声の役割

ヴィオラはヴァイオリンの簡易版ではありません。完全5度低い調弦、アルト記号を読む専門性、和音の中身である内声を支える役割を表で並べ、内声が客席で聞こえにくくなる音響上の理由まで解説します。

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チェロはなぜ“人の声に近い”と言われるのか|音域と楽器の大きさから見た理由

チェロの受け持つ高さは、人が歌う高さとほぼ重なっています。弦楽器4種を調弦・音域・構え方・役割で比べながら、低音の土台と歌う旋律を一台で兼ねられる理由を、胴の大きさと音響の側から解きほぐします。

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