コラムマウスパイプの長さは何に効くのか
「マウスパイプは長いほど鳴りが良くなる」「交換すると音程の並びが変わる」という話を、長さを±15%の範囲で振って計算しました。何も調整しない場合と、抜差で合わせ直した場合とでは結果が大きく違います。合わせ直すとツボの深さはほとんど動かず、音程はモード4だけ逆向きに残ります。±5%でも残る音どうしの差は5〜6セントで、5セントの目安をわずかに超えます。
コラムシューベルト「未完成」はなぜ2楽章で終わるのか|諸説と聴きどころ
シューベルトの交響曲「未完成」はなぜ第3楽章で止まったのか。健康悪化説から二楽章完結説まで、根拠と弱点を並べて整理し、2楽章だけで完結して聴こえる構造を読み解きます。
コラムベートーヴェン「運命」はなぜそう呼ばれるのか|冒頭4音の正体
ベートーヴェン交響曲第5番「運命」という愛称の由来と、冒頭のわずか4音の動機が4つの楽章それぞれでどう姿を変えていくかを、楽章ごとにたどりながら確かめます。有名な逸話の信ぴょう性にも触れます。
コラム序曲・前奏曲・間奏曲の違い|幕が上がる前に鳴る音楽
序曲・前奏曲・間奏曲はどれも本編の脇役に見えて、生まれた理由は別々。機能・位置・代表例を表で比べ、演奏会で単独に鳴る理由を演奏する側の視点から読み解きます。
コラムマウスピースのギャップに最適値はあるか
マウスピースとマウスパイプの間にできる「ギャップ」に最適な大きさがあるのか、0〜8mmで計算しました。音程は拡げるほど一方向に下がり続け、山も谷もありません。小さいギャップ(1〜2mm)では音程でもツボの深さでも気づける差になりませんでした。
コラムチャイコフスキー「くるみ割り人形」徹底解説|物語と組曲の関係
チャイコフスキー「くるみ割り人形」の全曲の筋を追いながら、コンサートで流れる組曲との違いを整理します。組曲に入っている曲・いない曲を表で比較し、チェレスタなど楽器の話にも触れます。
コラムヴェルディ「椿姫」徹底解説|あらすじと聴きどころ
ヴェルディ「椿姫」を3幕の筋と聴きどころで整理します。原作はデュマ・フィスの小説、原題は「道を踏み外した女」。乾杯の歌や花から花へがどの場面で流れるかを、幕ごとの表で対応させて解説します。
コラムクラシック音楽の用語をやさしく解説|まず知っておきたい10の言葉
交響曲・協奏曲・ソナタ形式・作品番号——クラシックの用語は、10語ほど押さえれば演奏会のプログラムはだいたい読めます。曲の形・音の表情・楽譜と人・編成の4グループに分けて、それぞれの言葉が何を指しているのかを、テューバ奏者として舞台に立つ側からまとめました。
コラム同じ曲でも指揮者で変わるのはなぜか|名盤の聴き比べ入門
同じ曲でも指揮者で演奏が変わるのは、テンポ・バランス・アーティキュレーションなど楽譜に書き切れない領域があるからです。1曲を2種類、同じ箇所で聴き比べる具体的な手順を紹介します。