コラムカップが深いと暗い音になるのか
「深いカップは暗い音になる」という話を、マウスピースのカップ容積を0.6〜1.4倍に振って計算しました。音色そのものはこの計算では扱えず確かめられませんでしたが、音程には差が出ました。いちばん浅い形といちばん深い形で、音によって8.4〜23.2セント動きます。動き方が音ごとに違うので、いちばん動く音といちばん動かない音で14.7セント開きました。
コラム金管楽器の音域一覧|トランペットからテューバまで、どこからどこまで出るのか
トランペットからテューバまで、5つの金管楽器の実用音域を一覧表で整理。基音とペダル音の違い、そして音域の上限が楽器の構造でなく奏者に依存する理由を、テューバ奏者の視点でまとめました。
コラムテノールとバスは何が違うのか|男声3種の音域と役どころ
テノール・バリトン・バスの境目は音域だけでは引けません。決め手は換声点と声質、そしてオペラで声に託される役どころの型を、演奏する側の視点から解説します。
コラムピアノは打楽器なのか弦楽器なのか|分類が割れる理由
ピアノはハンマーで弦を叩く打弦楽器。楽器分類の体系では弦鳴楽器ですが、オーケストラの現場では打楽器奏者が担当することもあります。答えが割れる理由を分類の目的から解きほぐします。
コラムストーブパイプは音が締まる、急拡大は明るい、は本当か
「ストーブパイプは締まる、急拡大は明るい」という言説を、ベルの開き方(フレア指数)を4段階に振って計算しました。低い音(モード2)は34.1セント動きますが低次と高次は逆向きに動き、高次側(モード9以降)でいちばん高い山の位置そのものはどの形でも動きませんでした。ただし外へ出ていく音の明るさそのものは、この計算では判定できません。
コラム金管楽器と木管楽器は“材質”で分けているんじゃない|分類の本当の基準
サックスもフルートも金属でできているのに木管楽器です。分類の基準は材質ではなく発音の方法にあり、奏者の唇そのものが振動するのが金管、リードやエッジが振動するのが木管という違いだけで説明がつきます。
コラムソプラノより高い声はあるのか|コロラトゥーラとカウンターテナー
「ソプラノより高い声はあるのか」という検索の答えは一つではありません。ソプラノ自体に声質の違う型があること、そして女声の音域を歌うカウンターテナーという声種があること、比較表で二つの角度から答えます。
コラムアマチュアオーケストラの1年|定期演奏会までの5つの段階
アマチュアオーケストラの定期演奏会は、曲決めから団員集め・エキストラ依頼、パート練習、合奏、ゲネプロと本番まで5つの段階を、音楽面と運営面の表で整理。楽譜手配という一次視点から、演奏の裏側の段取りをたどります。
コラム楽章とは?曲が区切られている理由|なぜ楽章間で拍手しないのか
交響曲はなぜ4つの楽章に分かれているのか、そして楽章の間で拍手をしないのはなぜか。典型的な4楽章それぞれの速度と役割を表で整理し、演奏する側の実感もまじえて「区切り」の意味を読み解きます。