一般社団法人LFコンサート

コントラバス

弦楽器で最も低い音域を受け持つ楽器です。他の弦楽器と違い、4度ずつで調弦します。

Double bass(Contrabass)

4本の弦を完全4度ずつ、低い方から E1・A1・D2・G2 に調弦する弦楽器です。他の3種と違って4度で調弦するのは、弦が長く、5度ずつ離すと左手の指が届きにくくなるためだと説明されます。楽譜は実音より1オクターブ高く書かれ、加線だらけになるのを避けています。低音延長機構つきの楽器は C1、5弦の楽器は B0 まで下がります。

4度調弦はヴィオール族から受け継いだ特徴とされますが、この楽器の系譜には議論が残っており、一つの説に断定できません。低い音ほど輪郭がぼやけやすいので、作曲家は低音を際立たせたいときにチェロと1オクターブ重ねて書きます。

よくある誤解

「コントラバスはチェロをそのまま大きくした楽器」と思われがちですが、調弦の組み立てが違います。ほかの3種が5度ずつなのに対して4度ずつで調弦し、楽譜より1オクターブ低く鳴ります。ヴィオール族の特徴が残るとされ、系譜にも議論があります。

詳しく読む
4度調弦と、書かれた音と鳴る音の違いを説明しています
別名・表記ゆれ: ダブルベース
関連する用語
チェロ
低音の支えと旋律の両方を受け持つ弦楽器です。床に立てて、両膝ではさんで弾きます。
弦楽器
張った弦の振動で音を作る楽器です。オーケストラではヴァイオリンからコントラバスまでの4種を指します。
テューバ(チューバ)
金管楽器で最も低い音域を受け持つ楽器です。1835年に特許が出た比較的新しい楽器です。
移調楽器(記譜と実音)
楽譜に書く音と実際に鳴る音が一定の間隔でずれる楽器です。B♭管のトランペットは長2度低く鳴ります。
オーケストラ
弦楽器を土台に、木管・金管・打楽器が加わる大編成の合奏団で、吹奏楽との違いは弦の有無です。
楽器配置(対向配置)
指揮者に近い手前に弦、奥へ木管・金管・打楽器と並べる配置で、音を混ぜて客席へ届ける設計です。
出典
  • Wikipedia(英語)「Double bass」(2026-10-11 確認)
  • Orchestral Library「楽器の音域一覧」(orchestralibrary.com)(2026-10-11 確認)
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