Orchestra(管弦楽団)
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスという弦楽器群を中心に、木管楽器・金管楽器・打楽器が加わる合奏団体です。多くの場合、指揮者のもとで演奏します。必要な楽器と人数は曲ごとに変わるため、編成は固定されたものではありません。
オーケストラは、劇場やサロンといった室内で育った編成です。弓の圧力とヴィブラートで一つの音の中に陰影を連続してつけられる弦楽器が土台にあるため、音に奥行きが生まれます。息で鳴らす管楽器は、その土台の上で色や輪郭を加える役を受け持ちます。
よくある誤解
「楽器がたくさん並んでいるだけで、吹奏楽と中身はほぼ同じ」と思われがちですが、違いは楽器の種類の差にとどまりません。弦楽器があるかどうかで、音の陰影のつけ方も、編成が生まれた目的(室内で繊細さを聴かせる編成と、屋外を行進しながら遠くまで音を届ける編成)も分かれます。どちらが優れているかではなく、目的が違うので編成も違う、と捉えるのが正確です。
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吹奏楽との違いを、編成・音・役割の3つから比べています舞台上の並び方に、音響の理由があることがわかります別名・表記ゆれ: 管弦楽団 / オケ
関連する用語
吹奏楽
木管・金管・打楽器を中心に編成する合奏で、弦楽器は基本的に入りません。起源は屋外の軍楽隊です。
指揮者
テンポ・入りの合図・強弱・表情をまとめ、数十人の演奏を一つの解釈へ導く、オーケストラの要の役です。
楽器配置(対向配置)
指揮者に近い手前に弦、奥へ木管・金管・打楽器と並べる配置で、音を混ぜて客席へ届ける設計です。
交響曲
オーケストラ全体が主役の、複数の楽章からなる大規模な曲です。多くは4つの楽章で組み立てられます。
室内楽
1パートを1人が受け持つ少人数の器楽合奏です。通常は指揮者を置かず、奏者の対話で進めます。