ホルスト「惑星」徹底解説|7つの曲の性格と、冥王星が無い理由
冥王星が無いのは作曲当時まだ発見されていなかったから、地球が無いのは占星術の惑星の性格に着想した曲だからです。7曲の副題と性格を一覧にし、舞台裏の女声合唱をどう鳴らすかという音響設計まで踏み込みます。
シューベルト「未完成」はなぜ2楽章で終わるのか|諸説と聴きどころ
シューベルトの交響曲「未完成」はなぜ第3楽章で止まったのか。健康悪化説から二楽章完結説まで、根拠と弱点を並べて整理し、2楽章だけで完結して聴こえる構造を読み解きます。
ベートーヴェン「運命」はなぜそう呼ばれるのか|冒頭4音の正体
ベートーヴェン交響曲第5番「運命」という愛称の由来と、冒頭のわずか4音の動機が4つの楽章それぞれでどう姿を変えていくかを、楽章ごとにたどりながら確かめます。有名な逸話の信ぴょう性にも触れます。
ムソルグスキー「展覧会の絵」徹底解説|10枚の絵とプロムナード
ムソルグスキー「展覧会の絵」を徹底解説。原曲はピアノ組曲、有名な管弦楽版はラヴェル編曲です。10枚の絵とプロムナードの構成を一覧表で整理し、演奏する側の視点から違いを読み解きます。
ドヴォルザーク「新世界より」徹底解説|第2楽章「家路」の由来
「家路」の元曲、ドヴォルザーク「新世界より」を全4楽章の段階で解説。テューバ奏者の視点から終楽章の金管と低弦の役割にも踏み込みます。
ヴィヴァルディ「四季」は“ただのBGM”じゃない|各楽章の情景とソネット
ヴィヴァルディ「四季」は譜面にソネットが書き込まれた曲。犬の鳴き声、嵐、狩り——各楽章の情景と音の対応を、テューバ奏者の視点から読み解きます。
第九(交響曲第9番)はなぜ年末に?“歓喜の歌”の意味
年末の第九は、実は戦後の日本で育った独自の文化。板東俘虜収容所での日本初演から、シラーが託した「全人類は兄弟になる」という歓喜の歌の意味まで、演奏家の視点で読み解く。
同じ祈りがなぜ三つに分かれたのか|レクイエムとは?三大レクイエム
レクイエムとは何か、同じ祈りの言葉がなぜ三つの違う音楽になるのかを、モーツァルト・ヴェルディ・フォーレの三大レクイエムの聴き比べから、テューバ奏者の視点で整理する。