一般社団法人LFコンサート

バロック音楽

おおよそ1600〜1750年の音楽様式です。教会と宮廷のために書かれ、通奏低音が土台でした。

バロック(Baroque)

バロック音楽は、おおよそ1600年から1750年ごろまでの音楽様式で、バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデルの時代にあたります。音楽の発注元の多くは教会と宮廷でした。バッハはライプツィヒの聖トーマス教会のカントルとして礼拝のためにカンタータを書き、ヴィヴァルディはヴェネツィアの孤児院付属の音楽学校で、少女たちの合奏団のために協奏曲を書きました。

音楽の多くは、神への奉仕か、宮廷の権威を示す役目を担っていました(ヴェネツィアの公開オペラ劇場のように、入場料を取る場も生まれ始めていました)。響きの特徴は、装飾的で緻密なことと、通奏低音が土台を支えることです。舞曲を並べた組曲や、少人数の独奏グループとオーケストラが対話する合奏協奏曲も、この時代に育った形式です。

よくある誤解

時代の区分は、年号を覚えれば決まるものだと思われがちですが、年号はあくまで目安です。バッハの息子たちの世代のように、バロックと古典派の両方の要素を持つ過渡期の作曲家もいます。境目を探すより、「誰のために、どこで演奏された音楽か」を追うほうが、違いは実感しやすくなります。

詳しく読む
バロック・古典派・ロマン派を「誰のための音楽か」で見分けるバッハの生涯と、「音楽の父」と呼ばれるまで
別名・表記ゆれ: バロック / バロック時代
関連する用語
古典派
おおよそ1750〜1820年の音楽様式です。均整のとれた形式が好まれ、ソナタ形式が確立しました。
ロマン派
おおよそ1820〜1900年の音楽様式です。市民の聴衆に向けて、個人の感情を強く表現しました。
組曲
複数の小曲を束ねた曲集です。バロックの舞曲組曲と、劇音楽の抜粋組曲の二系統があります。
協奏曲
独奏者とオーケストラが共演する曲です。主役は独奏者で、多くは3つの楽章で書かれます。
作品番号(Op.)
作品に付けた通し番号です。多くは作曲順ではなく出版順で、同名の曲を区別する手がかりになります。
出典
  • Wikipedia(英語)「Teatro San Cassiano」(1637年ヴェネツィア・世界初の公開オペラ劇場)(2026-10-11 確認)
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