major key
長調は、主音から数えて3番目の音(第3音)が長3度、つまり全音2つ分だけ上にある音階(長音階)に基づく調です。隣り合う音の間隔は、全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音の順に並びます。ハ長調なら、ドから次のドまでを白鍵だけで弾けば長音階になります。
長調が明るく聞こえる説明のひとつとして、長3度が倍音列の早い位置(第5倍音のあたり)に現れる響きであることが挙げられます。ただし「明るい」「暗い」という感じ方には育った文化や聴き慣れも関わると考えられており、音響だけで説明しきれるわけではありません。
よくある誤解
調号(♯や♭の数)を見れば長調か短調かが分かる、と思われがちですが、調号だけでは決まりません。ハ長調とイ短調は調号が同じ(平行調)で、見分けには曲の始まりと終わりの和音など、主音を示す手がかりが要ります。
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長調と短調を分ける「真ん中の1音」と、調号だけでは決まらない理由別名・表記ゆれ: 長音階 / メジャー
関連する用語
短調
主音から3番目の音が短3度上にある音階で作る調です。翳りのある響きとされ、長調と対をなします。
音程
2つの音の高さの隔たりです。楽典では長3度や完全5度のように、度数と種類を組み合わせて表します。
和音
高さの違う複数の音を同時に鳴らしたものです。基本の三和音は、根音の上に3度ずつ音を重ねて作ります。
倍音(倍音列)
基音の整数倍の周波数で同時に鳴る音の列です。音色の違いや、金管楽器の音の出し分けを支えます。