一般社団法人LFコンサート

間奏曲

幕と幕の間や場面転換をつなぐ曲です。単独で演奏される数分間の名曲も多くあります。

インテルメッツォ(intermezzo)

間奏曲は、オペラなどで幕と幕のあいだ、あるいは場面の転換をつなぐ音楽です。舞台転換の時間をつなぐ実務的な役目を担う一方、18世紀には、正歌劇の幕間に演じられる短い喜劇(ペルゴレージの「奥様女中」など)もインテルメッツォと呼ばれました。マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲のように、その数分間だけで演奏会のプログラムに単独で載る曲もあります。

ビゼーの「カルメン」には、第2幕から第4幕の前にそれぞれ間奏曲が置かれ、第3幕の前のフルート独奏で始まる曲は、本編を離れても記憶に残る旋律です。なお、間奏曲という名は舞台を離れても使われ、ブラームスのピアノ小品にもこの名が付いたものがあります。

よくある誤解

幕間をつなぐだけの曲なので、軽い添え物だと思われがちです。しかし間奏曲は、幕間の数分に音楽の密度を凝縮して書かれることが多く、本編とは別に聴く価値のある曲がたくさんあります。序曲や前奏曲とは、置かれる位置と役割が違う曲として区別されます。

詳しく読む
序曲・前奏曲・間奏曲が生まれた理由の違い
別名・表記ゆれ: インテルメッツォ / 幕間曲
関連する用語
序曲
幕が上がる前に演奏される管弦楽曲です。のちに舞台を離れた演奏会用序曲も生まれました。
前奏曲
続く場面や曲への導入として置かれる曲です。のちに独立した小品としても書かれました。
オペラ
歌と管弦楽で進める劇です。歌手が役を歌い、オーケストラが物語の先まで語ることもあります。
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