mezzo-soprano(イタリア語で「中間のソプラノ」)
メゾソプラノは、女声のソプラノとアルト(コントラルト)の中間に置かれる声種です。名前の「メゾ」はイタリア語で「中間の」という意味で、音域の目安は A3 から2オクターブ上の A5 までで、出典によって上下に数音の差があります。両隣の声種と音域が重なります。
中音域に厚みがあり、語りが乗る声質が特徴です。オペラでは情熱的な女性や主役の相手役を担い、「カルメン」のように題名役を務める作品もあります。若い男性を女性歌手が演じる「ズボン役」を受け持つこともあります。
よくある誤解
「ソプラノより少し低いだけの脇役の声」と受け取られがちですが、役どころは脇役に限りません。メゾソプラノが主役を務める作品は数多くあります。アルトとの差も、音域の数音の違いより、声の質感と割り振られる役どころに表れます。
詳しく読む
メゾソプラノとアルトの違いを役どころから読む別名・表記ゆれ: メゾ
関連する用語
ソプラノ
女声でいちばん高い声種です。音域の目安は C4〜C6 で、オペラの主役に多い声です。
アルト
女声でいちばん低い声種です。合唱では女声の低いパートを指し、音域の目安は F3〜F5 です。
コントラルト
オペラや独唱で使う、アルトとほぼ同じ声域の呼び名です。女声でいちばん低い声種です。
声種
歌い手の声を音域・声質・換声点で分けた区分です。最高音が出るかだけでは決まりません。
出典
- Wikipedia「Voice type」(各声種の典型的な音域を記す)(2026-10-11 確認)
- Wikipedia(日本語)「メゾソプラノ」(合唱 A3〜F5・独唱 F3〜A5)(2026-10-11 確認)