一般社団法人LFコンサート

演奏会の制作・技術スタッフ提供

袖で進行を支える人、転換を運ぶ人、その一夜を記録に残す人。客席からは見えない裏方の専門品質を、同じように音楽の場をつくろうとする方々へお届けします。

一般社団法人LFコンサートは、神奈川・川崎を拠点に、演奏会の制作と技術スタッフを提供しています。プロ級のステージマネージャー(ステマネ)の派遣、公演の撮影・録音(収録)に対応し、費用と対応範囲を透明に開示します。アマチュアオーケストラから主催者まで、本番運営を一次経験に基づいて支え、単発からシリーズ公演まで承ります。

演奏会の感動は、舞台の上だけでつくられるものではありません。袖で進行を支える人、転換を滞りなく運ぶ人、その一夜を記録に残す人——客席からは見えないこうした仕事の積み重ねが、演奏家が安心して音楽に集中できる環境を生み、来場された方の体験の質を静かに決めていきます。私たちは、この「裏方の専門品質」を一つの事業として担っています。

私たちは自らも各地で演奏会を主催する団体として、現場で本当に必要とされる支えがどこにあるのかを、企画側と演奏側の両方の視点から知っています。その経験を、同じように音楽の場をつくろうとする方々へお届けします。具体的な活動内容は 演奏会・コンサートのページでもご覧いただけます。

音楽の現場を、専門の品質で支えるという仕事

私たちLFコンサートは、3つの柱を使命に掲げています。「文化芸術と共に豊かな人生を」「文化芸術による地域再生」、そして「文化芸術に携わるプロフェッショナルに、正しい評価・あり方・支援を」。制作・技術スタッフの提供は、このうち後者の二つに深く根ざした活動です。

優れた運営や良質な収録は、本来であれば都市部の大きなホールや、潤沢な予算を持つ公演にしか行き渡りにくいものです。けれども、地方の小さな会場で開かれる演奏会にも、これから歩み始めようとする若手演奏家のリサイタルにも、それを支える確かな技術が必要です。私たちが裏方を担うことは、鑑賞機会の地域格差を運営面から是正し、地域文化そのものの質を底上げしていくことに直結します。これが「文化芸術による地域再生」という第2の柱への私たちの答えです。

そしてもう一つ。演奏家が本番で力を尽くせるのは、進行や転換を信頼して任せられる人が袖にいるからです。良い演奏が良い記録として残れば、その演奏家の歩みは正しく社会に蓄積されていきます。裏方を専門の品質で支えることは、文化芸術に携わるプロフェッショナルが正当に評価され、活動を続けていくための地盤づくり——第3の柱の実践にほかなりません。

この事業は対価をいただく受託の形をとりますが、その目的は営利そのものにはありません。いただいた対価は団体の運営を支え、0歳からシニアまで楽しめる無料公演をはじめとする私たちの非営利の活動を循環させる原資となります。受託で得た現場の知見が、私たち自身の公演をさらに良いものにし、その経験がまた次の受託の品質を高めていく。受託と公益は、私たちの中で一つの輪としてつながっています。私たちの理念については 団体についてをご覧ください。

ステージマネジメント

演奏会当日、最も多くの判断が交差するのが舞台袖です。出演者は今どこにいるのか、次の曲の準備は整っているか、譜面台と椅子の配置は正しいか、転換に何分かかるか——こうした無数の要素を一手に束ね、開演から終演まで公演を一本の流れとして成立させるのが、ステージマネージャー(ステマネ)の役割です。私たちは、神奈川の演奏会に向けてこの役割を担うステージマネージャーを派遣します。

01

進行管理

プログラムの流れを事前に把握し、当日のタイムテーブルを設計して、リハーサルから本番までを滞りなく運びます。予期せぬ遅れや変更が生じても、全体への影響を最小限にとどめながら冷静に立て直します。

02

舞台転換

編成が変わるたびに必要となる椅子や譜面台、打楽器の配置替えを、客席の集中を切らさない最短の動線で、静かに、正確に進めます。

03

出演者対応

楽屋から舞台への流れを整え、出番のタイミングを的確に伝え、緊張の高まる時間を落ち着いて過ごせる環境を用意します。演奏する側の気持ちを知る団体として、その安心を細やかに支えます。

私たち自身が「みんなの音楽体験ひろば」をはじめ、テューバ二重奏や打楽器など編成の異なる公演を重ねてきた経験は、こうした転換の段取りに確かに生きています。演奏家にとって、信頼して背中を預けられる人が袖にいることは、何にも代えがたい安心です。出演する演奏家の一覧は アーティストのページでご紹介しています。

撮影・録音(収録)

一度きりの演奏会は、記録に残してはじめて時間を超えていきます。当日その場にいられなかった方へ、あるいは数年後に自らの歩みを振り返る演奏家へ、良質な映像と音は演奏会の価値を何倍にも広げます。私たちは神奈川での公演を中心に撮影・録音(収録)を承り、公演記録としての保存から、アーカイブ配信を見据えた収録まで対応します。

私たちがこの分野を担えるのは、自らの公演で収録とアーカイブ配信を実際に運用してきた裏付けがあるからです。無料公演「みんなの音楽体験ひろば」シリーズでは、会場にお越しいただけない方にも体験を届けるため、オンラインでのアーカイブ配信を行っています。よこはま公演(2026年1月24日/横浜美術館 レクチャーホール)では当日19時から約一か月間のアーカイブ配信を行い、ひろしま公演(2026年7月24日)でも公演後のアーカイブ配信を予定するなど、収録から配信までの一連の流れを実際の現場で重ねてきました。机上の理屈ではなく、本番の収録を運用してきた経験こそが、私たちのいちばんの根拠です。

アーカイブ配信は、私たちにとって単なる付帯サービスではありません。会場まで足を運ぶことが難しい方、遠方にお住まいの方、その時間に都合がつかない方——誰もが等しく音楽体験にアクセスできるようにするための公益的な手立てです。あなたの公演の収録を私たちが担うとき、その記録は同じ思想のもとで、できるだけ多くの人に届く形へと整えられていきます。使用する機材や収録体制は、会場の規模や配信の有無に応じて柔軟に組み立てます。

対応規模・体制

承る公演の規模に、決まった枠はありません。小規模なリサイタルや一夜限りの演奏会といった単発の公演から、各地を巡回するシリーズ公演まで、それぞれに必要な体制を組んでお引き受けします。

私たち自身、「みんなの音楽体験ひろば」を全国各地を巡回する形で開催し、会場ごとに条件の異なる現場へ繰り返し対応してきました。ホールの構造も、転換の手数も、配信の要否も、公演ごとに違います。だからこそ私たちは、画一的なパッケージをあてはめるのではなく、その公演に何が本当に必要かを見極めたうえで、ステージマネジメント単独でも、収録単独でも、その両方を一括でも、必要な範囲だけを過不足なく担う体制をとっています。

シリーズ公演では、巡回する会場をまたいで一貫した運営品質と収録基準を保てることが、私たちの強みです。初回の現場で培った段取りや収録設計を二回目以降へ引き継ぐことで、回を重ねるごとに公演そのものの完成度が高まっていきます。まずは一度の公演でお試しいただき、信頼の手応えを確かめてから継続的なご相談へ進んでいただくこともできます。会場や日程に応じた具体的な体制は、お問い合わせをいただいてからご一緒に組み立てます。

学校・教育の現場での音楽体験づくりについては 音楽鑑賞教室の事業でも取り組んでいます。あわせてご覧ください。

本番運営を、現場で重ねてきた団体です

当団体の代表理事・小林悠真は、九州大学芸術工学部音響設計学科を卒業したテューバ奏者です。自ら演奏する立場と、各地で演奏会を主催する立場の双方から、本番運営に必要なものを一次経験として積み重ねてきました。音響設計を学んだ背景は、収録における音の捉え方にも生きています。

裏方の品質は、現場を知る人にしか組み立てられません。私たちが本番運営をお引き受けできるのは、自分たちが演奏会をつくり続けているからです。代表理事の考えは 代表メッセージでお読みいただけます。

よくあるご質問

演奏会のステージマネジメント(進行管理・舞台転換・出演者対応)と、撮影・録音(収録)を承ります。ステージマネジメント単独でも、収録単独でも、その両方を一括でも、公演に必要な範囲だけをお引き受けします。

ご依頼・お見積もりについて

演奏会のステージマネジメント、撮影・録音(収録)のご依頼・ご相談を承っています。「まだ構想の段階で、何をどこまで頼めるか分からない」という状態でも構いません。企画の早い段階からご一緒し、運営や記録の面から実現を支えます。

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